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人気ランキング : 145508位
定価 : ¥ 1,995
販売元 : 学文社
発売日 : 2002-05 |
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貴重なPMI現場の声 |
本書では、日本企業の合併事例について、実際の統合現場で何が起こり、合併企業で働く社員の心理実態がどのようなものかについて、丹念なフィールドワークに基づく分析がなされています。具体的企業名はイニシャルで伏せられていますが、日本の代表的な合併事例で、マスコミ報道等では成功事例として取り上げられているようなM&Aディールであっても、現実には様々な問題を抱えていて、アフターM&Aにおける当事者企業の悩みは非常に大きいことがよく分かります。日本のM&Aの実態を明らかにしている数少ない貴重な調査・研究であることに加え、企業文化という観点から、企業間のコンフリクトを克服し、シナジーを実現していくための処方箋を提示している点でも、PMIプロセスを考える上で参考になる良書だと思います。活字が大きくページ数も多くはありませんので、比較的短時間で読める本だと思います。
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事例集かな |
最初から最後まで、ヒアリングのコメントが丹念に紹介されているが、内容的にタバコ部屋での雑談とかわらず、表面的な話で終ってしまっているのが残念。企業がとるべきアクションは表面的な施策の羅列ではなく、もう少し分析、深堀をしたほうが役立つと思います。
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数字合わせの合併による失敗を防ぐために |
企業合併や吸収の際には、トップマネジメントが予想効果を金額ベースで発表する。しかし本当にそんな効果が出ているのだろうか。短期的には拠点統合や人員整理で効果が見えても、組織文化がうまく融合されず中長期的には1+1が2未満になる例が多いのではないか。有名な今年4月の銀行の例も含めて。
著者は多くの合併経験社員へのインタビューを通して、企業文化の融合は簡単ではないこと、そして合併における「負け組」だけでなく、実は「勝ち組」も苦しみ、結果的に効果はなかなかあがっていないことを描きだしている。また現在の「勝ち組」がグローバルには勝ち進めない可能性も示唆している。悲しいことだが、評者もこれに同意せざるを得ない。
さらに、本書では効果的に文化面での合併を進める?!??!めのプログラムを提案している。合併に関わる企業の責任者や、人事等の組織担当者は是非読んで不幸な合併を減らして欲しい。また一般社員でも合併に臨む自分の意識を客観的に掴む手助けになる。